不妊症について

日本では一般的に、子どもを望んでいて性生活が2年以上あるにもかかわらず、妊娠しない場合を【不妊症】といいます。

現在日本では、晩婚化が進んでいることなどから、不妊症に悩む人が増えているとされ、子どもを望む夫婦の約10組に1組が不妊症だといわれています。

以前は《不妊症の原因は女性にある》という考えが強くありましたが、WHO〔世界保健機関〕によると、不妊の原因の約半分に男性が関与していることがわかっています。

不妊症の原因に関わる割合 [WHO  1996年調査より]

女性のみ 41%

男性のみ 24%

男女両方 24%

不明    11%

男性のみ+男女両方=約50%となります。

近年、不妊に対する男性の意識は高まってきましたが、女性に比べるとまだ低いのが現状です。

不妊治療は、男性と女性のどちらに原因があっても、共に取り組むことが大切ですので、できるだけ2人一緒に医療機関を受診しましょう。

海外では、不妊症の基準を『性生活が1年以上』としているところもあります。

不妊に悩んでいる場合は、2年を待たずに受診するとよいでしょう。

女性は30歳代後半を過ぎると、卵子の数が減ったり、卵子の質が低下するため、妊娠しにくくなります。

妊娠・出産は年齢に限りがあり、特に不妊治療においては大きく影響することを忘れないで下さい!!

(今日の健康 2014年 5月号 参照)

鍼灸治療について

不妊専門の病院の治療と併行して、鍼灸&整体を受けることが1番の近道となります。

男性は精子を作りやすい身体の環境を、女性は卵子が育ちやすい身体の環境を整えてあげる治療を行います。

女性の場合は高齢になればなるほど、妊娠・出産率は低下します。

『全身疲労回復コース』にて対処させていただきますので、お気軽にご相談下さい。