むずむず脚症候群について
むずむず脚症候群は、「脚がむずむずする」などの不快な感覚が起こり、脚を動かさずにはいられなくなる病気で、『レストレスレッグス症候群』とも呼ばれます。
症状は主に夕方から夜の安静時に起こり、不眠の原因にもなりやすいです。
治療法がある病気だと知らないまま、長年症状に悩んでいる人も少なくありません。
代表的な症状は脚のむずむず感で、皮膚の表面に起こるかゆみと違って、脚の内部に起こるのが特徴です。
症状の感じ方は患者さんによってさまざまで、「虫がはう」「熱い」「痛い」「電気が流れる」と表現する人もいます。
いずれも症状はじっとしているときに起こりやすく、脚を動かすと軽くなります。
症状が起こる仕組みは、まだ解明されていませんが、遺伝的な体質に加えて、ドーパミン(脳の神経を伝達する物質)の機能障害や、そのドーパミン生成に必要な脳内の鉄分の不足などが関係することがわかってきています。
また他の病気や薬が原因で起こることもあります。
(今日の健康 2012年 9月号 参照)
鍼灸治療について
以前治療をしたことがあります。
この患者さんは、鍼とお灸で、1回で良くなりました。
※すべての患者さんが1回で良くなるとは限りませんので、ご了承下さい。
お医者さんにかかりながら、鍼灸治療を併用することをおススメします。